経営者の覚悟とは

皆さん、こんにちは。

専務取締役の古家です。

 

私はある異業種同好会に所属していて、その定例会の中で色々なテーマで討論をするのですが、今回の討論内容は「経営者の覚悟とは?」というものでした。

 

なかなか重たいテーマなのですが、「我々経営者は社員とその家族の命運を握っているのだということを忘れてはならない」という意見に始まり、

 

そもそも覚悟とは何なのか?という話に移り、下記A~Cの状況からそれは「困難を受け入れてその中でも希望を持ち思いを実現すること」であると導きました。

 

A「朝7時に起きないといけないのに眠たいので9時まで寝る」

⇒遅刻して怒られてもよいので遅刻した分なんとかするしかないか。

 

B「PTA会長を引き受ける」

⇒私に出来るかわからない。色々と面倒臭いことが多いかもしれない。なぜ自分だけこんな役回りをしなくはいけないのだ?、、でもこれを通して自分自身が成長できるならやってみるか。

 

C「結婚する」

⇒この配偶者と一生供に暮らすんだ!人生は山あり谷あり落ち込む時もあると思うけど、二人で困難を乗り越えて楽しい家庭を築こう!

 

上記のような決断の影響は、AとBに関しては自分だけ、Cにおいてもせいぜい自分とその家族だけですが、経営者の決断となると当然ながら社員とその家族にまで影響が及ぶわけです。

そう思うと軽々しく決断なんて出来ません。熟考してしっかりとした準備も必要でしょう。

ただ想定が出来て、準備や対策が可能なことばかりが起こるわけではありません。

 なので経営者により求められるのは、

「重大な局面が起こった時にでも何が何でも社員を会社を守り抜くという強い気持ち」ということであり、それが経営者の覚悟なのではないか?と満場一致で討論が終了しました。