case2-main.jpg

~業務内容~

当社は中国との合弁会社で生活雑貨や食品を中心に海外から輸入調達し市場供給。
「安心・安全・迅速・正確」な生産体制を構築。昨今では日本製商品の輸出に力を入れている

カツラギロジテムとの出会いは?

18年以上前になると記憶しております。ある倉庫会社のアンダーとしてカツラギロジテム様の存在は認識しておりました。その頃、弊社の売上構成は衣:6、 食:3、住:1、でありアパレル商品(パジャマ・肌着・子供服など)がメインでした。アパレルの価格競争が激化する中で、売上構成をシフトチェンジすべく、「住」の生活雑貨の商品強化を図ったのです。多くが神戸からの荷揚げが多く、関西空港の開港もありよりグローバル化を目指す意味でも、カツラギロジテム様に依頼しました。

一期一会

株式会社テンダイは、中国:天津市対外貿易総公司と日本:株式会社ダイエーとの間に設立された合弁企業で、頭の文字をとり「テンダイ」となっています。 私は特に出会いを大切にしています。どうも私には特殊な能力があるようで、事業で課題が発生すると必ず誰かが手を差し伸べてくれ解決に向かうのです。
生活雑貨を事業の柱にすべく孤軍奮闘していた頃、某大手通販企業を紹介してくれたのは、近所の居酒屋にて隣で飲んでいた見知らぬ方からの紹介でした。弊社の主力商品である「スリッパ」、「タオル」は、この企業に育ててもらい大きな市場シェアを獲得できています。出会いは名刺交換だけが出会いではなく、一瞬一瞬が非常に大切だと感じています。偶然の幸福という意味のセレンデピティーやシンクロニシティーが発生するのは、意識していませんがこれらの行動から発生するのでしょうね。

コストと仕組がメリットに

物流拠点を関東圏に置くことは殆ど企業がされることです。それは管理面や輸送面を考慮すると当たり前です。しかし弊社はカツラギロジテム様にお願いしています。それは2点の理由からです。1つ目はコストです。関東に比べ関西はコスト面では安価です。輸送費を考慮してもメリットを見出せますし、関東圏での慢性的な交通渋滞も殆どありません。カツラギロジテム様は、日本一駅から近いロジスティクスですから(笑) 2点目は流通の仕組です。大手通販企業との受発注や在庫状況の確認はすべてオンラインです。他社のロジスティクスは自社のシステムがあり、自社システム以外の活用を嫌います。要するに手間になるのです。カツラギロジテム様は、二つ返事でオンラインシステムにも対応し、自社のオリジナルシステムにも反映することで関東にいても在庫状況や出庫状況がリアルタイムに把握ができます。これらの柔軟な対応がトータル的なコスト削減にもつながっています。物量の増加や新アイテムが出てきても、難なく対応してもらえるのは今までカツラギロジテム様と信頼関係を築けているからだと思います。

今後カツラギロジテムに求めるもの

case2-photo1.jpg カツラギロジテム様は多くの企業様の大切な荷物を保管し管理されていると思います。流通の形態が変化している中、他社と同じことをしていると競争社会では生き残れません。「保管」という概念から「マッチング」の新サービスを立ち上げてもらえるとありがたいです。荷主企業同士のマッチングから新商品が生まれる可能性があります。企業の経営資源を活用することで3社ともWin-Win、三方よしになれます。「保管」を基軸に「プロデュース」をしてもらえると非常に楽しみです。