こんにちわ。
代表取締役の古家です。
南無阿弥陀仏~
5月らしい気候で過ごしやすくなりました。
そういえば、先日のGWは皆さんいかが過ごされましたか?
私の2025年GWは、浄土宗の五重相伝というものを受けました。毎日8時半~17時半、5月2日~6日の5日間にわたり、実家が寄進しているお寺(安養寺)の中で、高僧の説法を聞いたり、浄土宗の歌?(月かげ等)を歌ったり、南無阿弥陀仏という念仏を唱えそのお寺の全ての檀家のご先祖を供養するなどしました。
南無阿弥陀仏~
五重相伝というものをネットで調べてみると、
五重相伝というものは、浄土宗においてもっとも重要な教えを伝える法要であり、元来は出家のためのもので、五重相伝を受けることにより、浄土の信仰や念仏を唱える意味を理解し、仏教徒としての生き方を深めることができ、五重相伝を受けた方は正式な仏弟子となる。そして、お釈迦様から法然上人を経て、脈々と受け継がれてきたお念仏の教えを受け取った証として伝巻(血脈)が本山から授与され、その際、法号として誉号と戒名が、更に位号としての禅定門・禅定尼が授けられる。これは浄土宗の檀信徒にとっては大変名誉なことで、あの徳川家康も五重相伝を受けたとありました。
南無阿弥陀仏~
というわけで私は坊さんになったわけですが、5日目に戒名をもらいその文字を見た時、胸がぐっと熱くなったんですね。
私の戒名に私のおじいちゃんの名前の一つである「光」という字が使われていたのです。
戒名というものは、そのお寺の住職が与えてくれるものであり、「光」という字は戒名にはもってこいの字で住職がどのような思いでその字を与えてくれたのかは謎ですが、そんなことはさておき、その戒名を見た時、今自分のそばに祖父や祖母がいるような感覚になり、胸が熱くなりました。
5日間朝から晩まで、説法を聞いたり念仏を唱えているだけあって洗脳効果は抜群なんですが、それを差引いてもその「光」という文字を見た時、自分は今たまたま肉体だけがこの世にあるだけで、自分の魂というものは常に悠久の時の中の幾人ものご先祖とつながっているんやと感じたのです。
不思議な感覚でした。おばあちゃんが信心深かった理由もなんとなくわかったような気がしました。
南無阿弥陀仏~
実はこの五重相伝はGWまるまる自由がきかないので嫌々ながら受けました。しかしながら終わってみるとなんてことはない。むしろ受けて良かったと思えるほど。おそらく色んな物事もこれと同じで、結果なんて関係なくやるかやらないかだけの話かもしれませんね。
南無阿弥陀仏~
長くなりましたが、最後に、
仏弟子となった私に課せられた修行があります。それは毎日300回「南無阿弥陀仏~」と唱えるというもの。300回なのでTPO関係なく常に言わないと300回/日クリア出来ません。
ですので、ふいに不自然に南無阿弥陀仏~と見たり聞いたりすることがあると思いますが、お気になさらず。
南無阿弥陀仏~